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クリニックブログ「フリースタイルリブレ2(間歇スキャン式持続血糖測定器)を実際につけてみました。」

フリースタイルリブレ2(間歇スキャン式持続血糖測定器)を実際につけてみました。

2024年06月26日 副院長より 糖尿病について

いつも当院をご利用頂きありがとうございます。

今回は消化器が専門の私が、実際に持続血糖測定器を毎日、24時間つけてみた感想を書いてみたいと思います。

フリースタイルリブレ2の使用について、実際の保険診療においては糖尿病でインスリンを導入している方が対象となります。

まず、装着する際の痛みについては、私はほぼ感じませんでした。針が刺さるという不安は装着前にはありましたが、実際は本当に痛みをほぼ感じませんでした。また、装着中もほぼ違和感はありません。忘れてしまっていて袖の短い服を着て鏡で気づくことさえありました。5分袖ならばほぼ見えない部位です。

一番感じたのは、つけてみた後の自分自身の意識の変化です。

自身の血糖(正確には間質液の糖値)がすぐに自分自身のスマホに表示されわかるため、食べすぎないようにしなくてはと気持ちにセーブがかかります。 また、食後すぐ、なんだかだるいときの数値を知れたり、食べたものの違いで数値があがりやすい、例えば麺類や小麦でできた物は高GI(グリセミックインデックス)であることが実感できたりしました。

保険診療では難しいですが、すでに境界型の方や内服の治療を行っている方に食事療法と併用できると良い効果が生まれそうだなと感じました。

せっかく経験させて頂いたので、今後つける方への情報になればと思い実体験をのせてみました。

当院では近日中にフリースタイルリブレ2導入に向けて院内の体勢を整えております。

また、管理栄養士による専門的な栄養相談も始まっております。

糖尿病治療や糖尿病が気になる方のお役に立てよう院長はじめスタッフと取り組んでまいります。

少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

今後とも当院を何卒よろしくお願い申し上げます。

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