今こそ、必要なこと!
2020年05月26日 クリニックについて
新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言も解除され、少しずつ社会全体で日常を取り戻す動きが始まっています。まだまだ油断は禁物ですので、感染予防には細心の注意を払いながら過ごしていきましょう。
さて、全世界がこの未知の新型コロナウイルス感染症に揺れる今、当院ができること、果たすべき役割は何か、今一度考えてみました。
①専門医知識を生かした丁寧かつ的確な診断と治療→院長がいずれも専門医資格を有する糖尿病、甲状腺疾患、及び高血圧、高脂血症、高コレステロール血症と言った内分泌疾患について、以前よりかかりつけの患者さんはもちろん、今月も多くの新規の患者さんにも受診頂いております。これらはいずれも感染症予防の観点からも良好な管理をする事が重要です。こんな時だからこそ、しっかりとお話を伺い、的確な診断のための検査と丁寧に納得行くまで説明を行い、最適な治療を行うための労を惜しまない、これが当クリニックの使命と考えます。
②社会不安による心身の不調にも幅広く丁寧に対応→感染症に対する不安、自粛や休校、慣れないテレワークなどによるストレスは心身に多岐にわたる不調を引き起こすことがあります。ストレスによる胃もたれや食欲不振、食べ物のつっかえ感、胸焼けや、便秘や下痢といった症状には、女性ならではの話しやすさ、物腰の柔らかさに加え、消化器病専門医であり内視鏡専門医と言う知識と腕も兼ね備えた副院長を中心に、丁寧かつ親身に対応いたします。
また、広い意味では院長の専門分野である内分泌疾患に含まれる更年期症状も不安やストレスで症状が前面に出やすいせいか、プラセンタ注射などによる治療を開始される方が増えています。また、疲労回復注射と併用で効果を実感される方もおられます。みなさまの気になる事、お困りの点にしっかりと耳を傾け、適切に対処することを常に心がけております。
③2人の総合内科専門医がいる強みを生かすこと→社会不安のせいでやる気が起きないのかと思っていたら、実はひどい甲状腺機能低下症だった。ストレスによるイライラや下痢かと思って受診したら、バセドウ病による症状の一部だった・・・など。院長も副院長も総合内科専門医であることを生かし、病気を「決めつける」ことなく、幅広い視野から、時に2人で意見交換、確認しながら、最適な判断をし、患者さんを正しい方向に導ける努力をする。このご時世に限らず基本かもしれませんが、やはり重要な使命と考えます。
以上のような考えのもと、スタッフ一同、精一杯努力して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。