開院一年を振り返って
2020年06月28日 院長より
梅雨に入り気温、湿度共に高くなり、蒸し暑くなってきました。一方で、今年はマスクも手放せない状況が続いておりますので、熱中症にも注意しながら日々を元気に過ごしていきましょう。
さて、先日このブログにも書いた通り、6月5日で開院一年を無事迎える事ができました。今回は一年を振り返り、印象に残った事を書いてみようと思います。
①患者さんのお話を丁寧にお聞きし、丁寧に説明を差し上げる事・・・これはそもそも医師になって以来ずっと心がけてきましたし、これからもずっと変わらぬポリシーです。この一年、これを続けて、多くの患者様の笑顔に出会えた事が嬉しく、とても印象的でした。具体的には例えば糖尿病で、当院に通院いただいている方、と一口に言っても、年齢、性別、お仕事、ライフスタイルなど、誰一人同じ方はみえません。食事、運動、飲み薬、(インスリンをはじめとする)注射、あらゆる角度から考え、思いをめぐらし、患者様と一緒になって、より良いやり方を探し求め、結果、頂いた皆さまの多くの笑顔は、明日からの何よりの力となり、励みになりました。また新たな一年も、そんな笑顔にたくさん出会える一年にしたいと考えております。
②様々な甲状腺疾患の患者様との出会い・・・私が専門とする内分泌代謝疾患のうち糖尿病と並び最も力を入れている分野の一つです。橋本病、バセドウ病、無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎、甲状腺腫瘍、甲状腺癌やバセドウ病術後の甲状腺機能低下症など疾患の種類も様々で、未成年の方から妊娠希望の方、妊娠中の方、授乳中の方、ご高齢の方まで様々なご年齢、社会的背景の患者様に来院頂きました。改めて甲状腺疾患でお困りの方が多数おられる事を痛感すると共に、次の一年も、この分野にしっかりと取り組んでいきたいと決意を新たにしております。
③様々な患者様との出会い・・・更年期症候群で通院いただいている際、お子様の体調で気になる事があり受診頂いたり、糖尿病で通院いただいている患者様の付き添いで来ていただいた方が、ご本人の糖尿病についても受診頂いたり、など、多くの患者様との出会いがありました。次の一年も、一人でも多くの患者様にご満足頂き、ご家族やご友人、お知り合いの方にも「困った事があったら相談してみたら」と薦めていただけるようなクリニックであれるよう、日々精進したいと考えております。
次の一年もより良い医療を提供できるよう、スタッフ一同精一杯努力してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。