クリニックブログ

その1からの続きです。

三番目に、管理栄養士による栄養相談、及び診察待ちやお会計待ちの時間を利用した糖尿病療養の開始です。主に糖尿病を中心に、脂質異常症や高血圧でご利用いただく方お一人お一人に、専門的知識を有する管理栄養士より具体的なアドバイスをさせていただきます。また、看護師、検査技師が、糖尿病の資料をお持ちし、治療の意義や必要性をお話しする取り組みも開始しました。さらに、先日ブログにも記載しましたフリースタイルリブレ2(間歇スキャン式持続血糖測定器)にも対応し、血糖変動の大きな方にもより良いコントロールを提供することが可能になりました。みなさまに頂戴する時間をより有意義かつ有効に活用頂くため今後もさらなる充実を目指します。

こうした取り組みを通じ、ありがたく当院を選んでいただきまさした患者さますべてのみなさまに、
「ここにきて良かった、また相談したい」
そう思っていただける場でかまたにクリニックはあり続けたいと考えております。

まだ開院5年あまりのクリニックゆえ、至らぬ点も多々あろうかと思いますが、これからもみなさまお一人お一人のお声に謙虚に真摯に耳を傾け、より良い「みなさまの健康をお守りするかかりつけ医」をスタッフ一丸となり目指してまいります。

今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2019年6月に開院させていただいて以来、5年と少しが過ぎました。

多くの患者様、そのご家族、関係者のみなさまに支えていただきここまでこれましたことをまずはこの場をお借りして御礼申し上げます。

今回はクリニックの最近の状況とこれからについて書いてみようと思います。

まずは、この1年ほどで大幅にスタッフが増えました。開院当初医師2名、スタッフ7名で始まりましたが、現在一診を毎日担当している院長を含む医師9名、スタッフ21名となりました。(いずれも常勤、非常勤含む)。ありがたいことに、どの先生、スタッフもご利用いただく患者さんにより良い医療を提供するため日々努力してくれており、みなさまの待ち時間短縮にもつながり、大変心強く感じております。

次に、利便性向上のための取り組みとして、クレジットカードに対応した自動精算機の導入、院内改修を行い、内視鏡更衣室個室スペースの設置、採血スペースの拡充及び照明の設置、エコー室の手すりの設置を行いました。以前より導入しておりました院内Wi-Fiや待ち時間の目安バナーに加え、よりスムーズで充実した医療の提供をめざします。

まだお伝えしたいことはありますが、長くなってきましたのでその2に書くことといたします。

当院のブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は生活習慣病に関わるタバコについて書いてみます。

最近では外来をしていて、「タバコは吸いますか?」という質問について、加熱式タバコを吸いますという方が普通のタバコに比べて増えているように思います。 加熱式タバコについて私もわからない事があり日本内科学会雑誌6月号にトピックスとしてありましたので覚えとして記載したいと思います。 タバコの煙などの有害物質に長期に暴露されることで肺気腫を生じる。

加熱式タバコが急速に普及しているが、長期使用の安全性は現時点で検証できない。

マウスのレベルでは燃焼式タバコと同様に肺気腫を生じた。

他国(スイス)の臨床試験結果では禁煙のカウンセリングには電子タバコが有用であったという論文報告も最近でてきた。

ハームリダクション(使用を中止することが精神作用のため不可能な場合にその影響を減らすために、少しでも使用を減らすこと)という見解もあるが、欧州呼吸器学会はこれに否定的で、禁煙が進めらない、逆に常態化させるのではないかと警鐘を鳴らしている。

つまり、燃焼式タバコも加熱式タバコも肺への影響はおそらくほぼ変わらず(少しはましかもしれないけれど)禁煙に勝るものはない。ということだなと理解しました。

現在、禁煙外来で使用するチャンピックスの入手が困難なこともあり外来で今すぐ実践するのはなかなか難しい現状ですが、当院に多数お越し頂いている糖尿病、高血圧、脂質異常症といった患者様にも深く関わる事ですので、これからも外来をするにあたり、定期的に知識のアップデートに努めてまいります。

いつも当院をご利用頂きありがとうございます。

今回は消化器が専門の私が、実際に持続血糖測定器を毎日、24時間つけてみた感想を書いてみたいと思います。

フリースタイルリブレ2の使用について、実際の保険診療においては糖尿病でインスリンを導入している方が対象となります。

まず、装着する際の痛みについては、私はほぼ感じませんでした。針が刺さるという不安は装着前にはありましたが、実際は本当に痛みをほぼ感じませんでした。また、装着中もほぼ違和感はありません。忘れてしまっていて袖の短い服を着て鏡で気づくことさえありました。5分袖ならばほぼ見えない部位です。

一番感じたのは、つけてみた後の自分自身の意識の変化です。

自身の血糖(正確には間質液の糖値)がすぐに自分自身のスマホに表示されわかるため、食べすぎないようにしなくてはと気持ちにセーブがかかります。 また、食後すぐ、なんだかだるいときの数値を知れたり、食べたものの違いで数値があがりやすい、例えば麺類や小麦でできた物は高GI(グリセミックインデックス)であることが実感できたりしました。

保険診療では難しいですが、すでに境界型の方や内服の治療を行っている方に食事療法と併用できると良い効果が生まれそうだなと感じました。

せっかく経験させて頂いたので、今後つける方への情報になればと思い実体験をのせてみました。

当院では近日中にフリースタイルリブレ2導入に向けて院内の体勢を整えております。

また、管理栄養士による専門的な栄養相談も始まっております。

糖尿病治療や糖尿病が気になる方のお役に立てよう院長はじめスタッフと取り組んでまいります。

少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

今後とも当院を何卒よろしくお願い申し上げます。

いつも当院をご利用頂きありがとうございます。

患者様の待ち時間の軽減と利便性向上のため、5月中旬よりクレジットカードにも対応した自動精算機による会計を導入させて頂きました。

導入まで大変お待たせいたしました。

これからも皆様の健康維持にお役に立てればと思っております。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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