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2020年5月 一覧

2020年5月 一覧

新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言も解除され、少しずつ社会全体で日常を取り戻す動きが始まっています。まだまだ油断は禁物ですので、感染予防には細心の注意を払いながら過ごしていきましょう。

 

さて、全世界がこの未知の新型コロナウイルス感染症に揺れる今、当院ができること、果たすべき役割は何か、今一度考えてみました。

 

①専門医知識を生かした丁寧かつ的確な診断と治療→院長がいずれも専門医資格を有する糖尿病、甲状腺疾患、及び高血圧、高脂血症、高コレステロール血症と言った内分泌疾患について、以前よりかかりつけの患者さんはもちろん、今月も多くの新規の患者さんにも受診頂いております。これらはいずれも感染症予防の観点からも良好な管理をする事が重要です。こんな時だからこそ、しっかりとお話を伺い、的確な診断のための検査と丁寧に納得行くまで説明を行い、最適な治療を行うための労を惜しまない、これが当クリニックの使命と考えます。

 

②社会不安による心身の不調にも幅広く丁寧に対応→感染症に対する不安、自粛や休校、慣れないテレワークなどによるストレスは心身に多岐にわたる不調を引き起こすことがあります。ストレスによる胃もたれや食欲不振、食べ物のつっかえ感、胸焼けや、便秘や下痢といった症状には、女性ならではの話しやすさ、物腰の柔らかさに加え、消化器病専門医であり内視鏡専門医と言う知識と腕も兼ね備えた副院長を中心に、丁寧かつ親身に対応いたします。

 

また、広い意味では院長の専門分野である内分泌疾患に含まれる更年期症状も不安やストレスで症状が前面に出やすいせいか、プラセンタ注射などによる治療を開始される方が増えています。また、疲労回復注射と併用で効果を実感される方もおられます。みなさまの気になる事、お困りの点にしっかりと耳を傾け、適切に対処することを常に心がけております。

 

③2人の総合内科専門医がいる強みを生かすこと→社会不安のせいでやる気が起きないのかと思っていたら、実はひどい甲状腺機能低下症だった。ストレスによるイライラや下痢かと思って受診したら、バセドウ病による症状の一部だった・・・など。院長も副院長も総合内科専門医であることを生かし、病気を「決めつける」ことなく、幅広い視野から、時に2人で意見交換、確認しながら、最適な判断をし、患者さんを正しい方向に導ける努力をする。このご時世に限らず基本かもしれませんが、やはり重要な使命と考えます。

 

以上のような考えのもと、スタッフ一同、精一杯努力して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言の延長もあり、心身共に疲れてしまう日々が続いております。

 

当クリニックでは前回、前々回も書いた通り(トップページからもリンクがあります)、糖尿病、甲状腺疾患、高血圧、高脂血症、内視鏡検査を要する胃腸疾患といった持病をお持ちのみなさまや、高齢者の方、妊娠、授乳中の方といった、特にご配慮が必要なみなさまにも安心して受診していただくための対策を強化しております。今回はその対策を強力に後押し頂くような、地域のみなさまからの大変ありがたいお心遣いがありましたので、ご紹介いたします。

 

当クリニックを施工頂きました、刈谷市の(株)近藤組様からマスクをご提供頂きました。マスクの品薄、価格高騰が社会問題化するなか、安心して医療に取り組むことができるお心遣いを頂き、心より感謝いたします。

 

また、トヨタ自動車三好工場様からフェイスシールドをご提供頂きました。4月の中旬から当クリニックでは職員及び受診頂く皆さま双方の感染予防の観点から原則全職員にフェイスシールド(またはゴーグル)、マスク着用で診療を行っておりますので、大変ありがたいお心遣いを頂き、心より感謝いたします。

 

ほかにも「医療従事者への感謝を」と言うありがたいお言葉を多数いただいたり、「少しだけど使ってね」とマスクをご提供頂いたりと、改めて地元、地域の皆さまに支えていただいていることを実感しております。その感謝を忘れず、少しでも良い医療を提供できるようこれからも職員一同全力を尽くして参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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