クリニックブログ

カテゴリ「院長より」

カテゴリ「院長より」

新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言の延長もあり、心身共に疲れてしまう日々が続いております。

 

当クリニックでは前回、前々回も書いた通り(トップページからもリンクがあります)、糖尿病、甲状腺疾患、高血圧、高脂血症、内視鏡検査を要する胃腸疾患といった持病をお持ちのみなさまや、高齢者の方、妊娠、授乳中の方といった、特にご配慮が必要なみなさまにも安心して受診していただくための対策を強化しております。今回はその対策を強力に後押し頂くような、地域のみなさまからの大変ありがたいお心遣いがありましたので、ご紹介いたします。

 

当クリニックを施工頂きました、刈谷市の(株)近藤組様からマスクをご提供頂きました。マスクの品薄、価格高騰が社会問題化するなか、安心して医療に取り組むことができるお心遣いを頂き、心より感謝いたします。

 

また、トヨタ自動車三好工場様からフェイスシールドをご提供頂きました。4月の中旬から当クリニックでは職員及び受診頂く皆さま双方の感染予防の観点から原則全職員にフェイスシールド(またはゴーグル)、マスク着用で診療を行っておりますので、大変ありがたいお心遣いを頂き、心より感謝いたします。

 

ほかにも「医療従事者への感謝を」と言うありがたいお言葉を多数いただいたり、「少しだけど使ってね」とマスクをご提供頂いたりと、改めて地元、地域の皆さまに支えていただいていることを実感しております。その感謝を忘れず、少しでも良い医療を提供できるようこれからも職員一同全力を尽くして参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

連日メディアで報道されております新型コロナウイルス感染症につきまして、ご高齢の方や、糖尿病など慢性疾患をお持ちの方が重症化する危険性が高いとされており、ご心配の方もたくさんおられると思います。

 

このような状況を考慮し、当院では新型コロナウイルス感染症を防ぐためお知らせにも記載させて頂いた通り、下記のように対応させていただくことにしました。

 

当院では、新型コロナウイルスの検査はできません。

疑わしい方は、

衣浦東部保健所: 0566-22-1699(所管区域:みよし市、刈谷市、知立市など)

瀬戸保健所:0561-82-2196(所管区域:東郷町、豊明市、日進市など)

豊田保健所:0565-34-6052(所管区域:豊田市)

緑保健センター:052-891-3623(所管区域:名古屋市緑区)

愛知県電話相談窓口: 052-954-6272

必ず連絡してください。

 

また、感染予防のため、

発熱やかぜ症状(咳、痰、鼻水など)のある方は、直接来院されず、ご来院前に必ずお電話をお願いいたします。

 

大変ご不便をおかけいたしますが、皆さまの健康を守るべく精一杯努力して参りますので、何卒ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。

2020年最初の更新が遅くなり申し訳ございません。

昨年は多くの皆さまに大変お世話になりました。本年もよろしくお願い申し上げます。

 

今年は暖冬だ!と言われているものの、やはり寒い日が続きます。インフルエンザの流行も依然あり、手洗いうがい、十分な栄養と休養による予防に努めましょう。

 

さて、最近のクリニックの状況ですが、私の専門分野である糖尿病や甲状腺疾患、副院長の専門分野である内視鏡検査でご相談いただく方が徐々に増えており、大変やりがいを感じております。

 

これからも、クリニックのモットーである「たとえ「正論」であっても、一方的に無理強いするということはせず、お一人お一人に納得いくまで説明し、常に寄り添いながら診療する」という方針を徹底していきたいと思っております。

 

昨年患者様から頂いた

「このクリニックで糖尿病治療して良くなって良かった。」

「体調不良の原因が甲状腺だとわかり、改善してきて良かった」

「内視鏡検査でピロリ菌がいることがわかり、除菌できて良かった」

というようなお声を 一件でも増やしていきたい、そのような一年にしていきたいと考えております。

 

改めて、本年もよろしくお願い申し上げます。 

久しぶりの更新になり、申し訳ありません。

 

季節が進み、すっかり寒くなりました。特に朝晩の冷え込みが強くなってきましたが、体調は崩されてないでしょうか?

 

さて、クリニックが所属する豊田みよし地区でも徐々にインフルエンザの報告が増えてきているようです。

 

クリニックでも、既に350人近くの方が予防接種をされておりますが、予防接種はお済みでしょうか?

 

手洗い、うがい、十分な栄養、睡眠を心がけ、感染予防を心がけましょう。

そして、万が一発熱、頭痛、喉の痛み、関節痛など気になる症状がありましたら、検査を行い、必要な治療を素早く行い、重症化、感染拡大を防ぎましょう。

 

受診される方が増えてきているにも関わらず、最近更新が滞っております糖尿病、甲状腺に関しても、まだまだ書きたい事がたくさんありますので、次の機会に書く事にします。

 

 

 

6/5(水)に開院以来、約1週間が経ちました。

まだまだ私も含め慣れない部分もあり、ご不便をおかけすることもあるかもしれませんが、少しでもより快適に、スムーズに受診いただけるよう、スタッフ全員で協力し、日々努力を重ねてまいります。

さて、今回は開院1週間で受診された患者様の中でも多かった疾患の1つである甲状腺疾患について書いてみようと思います。

甲状腺疾患は、主にホルモンが不足する甲状腺機能低下症(主な原因に橋本病)、ホルモンが過剰になる甲状腺機能亢進症(主な原因にバセドウ病や無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎など)、甲状腺腫瘍、などに分けられます。

症状は実に様々で、「自覚症状なし、たまたま健診で甲状腺が腫れているかもと言われた」という方から、主に低下症の方では嗄声(=声がかれる)、疲労感(=だるい)、意欲の低下、徐脈、便秘、むくみ、ご高齢の方を中心に物忘れ、(身に覚えのない)体重の増加、一方亢進症の方では疲労感、イライラ、頻脈(=ドキドキ)、下痢、むくみ、(身に覚えのない急激な)体重減少など、全身にどのような症状があってもおかしくありません。

私が過去に勤務していた病院でも、意欲の低下である病院を受診したところ原因不明とされ、その後もいろいろ受診したが原因がわからず、あげく他の病気と診断され薬を飲んだが全く効かず、ようやく採血をしたら甲状腺ホルモンに異常が見つかり、治療をしたら症状がよくなった、という方を少なからず診察した経験があります。

また、甲状腺疾患は主に女性に多いとされますが男性にも決して稀ではなく、「病気」というと一般には年齢を重ねた方に多い、というイメージですが甲状腺疾患は若い方にも多いことも特徴と言えます。特に女性では妊娠、出産とも関わることも多くあり、より慎重で正確な診断、治療が必要です。

甲状腺疾患は疑って、検査をしてみないと正確な診断にはたどり着きません。その診断はたいていの当院にある採血、及び必要に応じたエコー検査で診断が可能です。

健診で甲状腺を指摘された方、この症状はもしかしたら甲状腺!?と気になっている方、甲状腺疾患をどこで治療したらいいかお悩みの方、などいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

※妊娠希望の方、不妊治療中の方、妊娠中の方と甲状腺疾患に関しても書こうと思ったのですが、文章が長くなり過ぎるので別の機会に書くことにします。

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